2007年5月28日

本日ドイツは聖霊降臨節(Pfingsten)というキリスト教の祭日なので、お休みであります。聖霊が人々の頭の上に降りてきて、みんなが異なる言語で話し始めたという奇跡に関する、エル・グレコの宗教画を思い出します。このテーマには、暗い背景の手前に、人物を長くよじれたように描く、エル・グレコの作風がぴったりという感じを持っています。

昨日までの猛暑も少し和らぎ、過ごしやすく、原稿を書くには持って来いの気候であります。

昨日は、地元の緑の党のメンバーと家でブランチ。けっこう興味深い話が聞けました。

ところで、6月8日にアウシュビッツ強制収容所があるポーランドのオシエンチムで、国際アウシュビッツ委員会の依頼による講演会を行うことになりました。テーマは、日本とドイツの過去との対決です。場所や時間など詳細が決まりましたら、HPに載せます。講演はドイツ語ですが、ポーランドの同時通訳がつきます。ポーランド在住の方で、ドイツ語やポーランド語がおできになる方、その他ご関心のある方は、是非私宛にメールでご連絡下さい。招待状を手配いたします。